【詳細データテスト】メルセデスAMG Sクラス 強力なPHEV ハンドリング良好 快適性は犠牲に

公開 : 2024.10.26 20:25

スペック

レイアウト

ボディはロングホイールベース版だが、バッテリーを荷室の下に積むため、トランク容量は小さい。前後重量配分も、電動コンポーネンツがリア寄りに集中しているため、46:54となっている。

エンジンは4.0LのV8ツインターボで、9速ATとの組み合わせ。モーターはリアアクスルに設置される。

エンジン

荷室下のバッテリーをはじめ、電動コンポーネンツがリア寄りに集中しているため、前後重量配分は46:54となっている。
荷室下のバッテリーをはじめ、電動コンポーネンツがリア寄りに集中しているため、前後重量配分は46:54となっている。

駆動方式:フロント縦置き四輪駆動
形式:V型8気筒3982ccツインターボチャージャー、ガソリン、電気モーター
最高出力:611ps/5500~6500rpm
最大トルク:91.8kg-m/2500-4500rpm
システム総合出力:802ps
システム総合トルク:145.9kg-m
馬力荷重比:317ps/t
トルク荷重比:57.8kg-m/t
エンジン比出力:153ps/L

ボディ/シャシー

全長:5336mm
ホイールベース:3216mm
オーバーハング(前):900mm
オーバーハング(後):1220mm
全高:1516mm

足元長さ(前席):最大1190mm
足元長さ(後席):最大860mm
座面~天井(前席):最大1000mm
座面~天井(後席):930mm

積載容量:305L

構造:スティール/アルミ、モノコック
車両重量:2525kg(公称値)/2666kg(実測値)
抗力係数:-
ホイール前/後:9.5Jx21/10.5Jx21
タイヤ前/後:255/40 ZR21/285/35 ZR21
ミシュラン・パイロットスポーツ5

変速機

形式:9速AT
9速・70/80マイル/時(113km/h/129km/h):1512rpm/1728rpm

燃料消費率

AUTOCAR実測値:消費率
総平均:7.8km/L
ツーリング:9.2km/L
日常走行:6.9km/L
動力性能計測時:1.7km/L

メーカー公表値:消費率
低速(市街地):-km/L
中速(郊外):-km/L
高速(高速道路):-km/L
超高速:-km/L
混合:21.7km/L

燃料タンク容量:66L
現実的な航続距離:686km(平均)/724km(ツーリング)/610km(日常走行)

サスペンション

前:マルチリンク/エアスプリング、アダプティブダンパー、アクティブスタビライザー
後:マルチリンク/エアスプリング、アダプティブダンパー、アクティブスタビライザー

ステアリング

形式:電動機械式、ラック&ピニオ
ロック・トゥ・ロック:2.1回転
最小回転直径:12.3m

発進加速

テスト条件:乾燥路面/気温21℃
0-30マイル/時(48km/h):1.7秒
0-40(64):2.2秒
0-50(80):2.8秒
0-60(97):3.5秒
0-70(113):4.4秒
0-80(129):5.1秒
0-90(145):6.1秒
0-100(161):7.1秒
0-110(177):8.2秒
0-120(193):9.6秒
0-130(209):11.0秒
0-140(225):12.8秒
0-150(241):15.0秒
0-160(257):17.6秒
0-170(273):20.6秒
0-402m発進加速:11.4秒(到達速度:213.2km/h)
0-1000m発進加速:20.2秒(到達速度:271.7km/h)
0-62マイル/時(0-100km/h):3.6秒
30-70マイル/時(48-113km/h):2.7秒(変速あり)/4.2秒(4速固定)

ドライ制動距離

テスト条件:乾燥路面/気温21℃
30-0マイル/時(48km/h):8.1m
50-0マイル/時(64km/h):21.7m
70-0マイル/時(80km/h):42.0m
60-0マイル/時(97km/h)制動時間:2.34秒

ウェット制動距離

テスト条件:ウェット路面/気温21℃
30-0マイル/時(48km/h):10.2m
50-0マイル/時(64km/h):28.8m
70-0マイル/時(80km/h):57.8m
60-0マイル/時(97km/h)制動時間:3.05秒

記事に関わった人々

  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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