長寿車ランキング 世代交代なしに10年以上続いたモデルとは 前編
公開 : 2018.02.06 19:15 更新 : 2018.02.06 20:08
ラーダ2105:32年(1980~2012年)
ロシアのアフトヴァスは、フィアット124ベースの2101の後継モデル開発にあたり、全面刷新ではなく2101のアップデートで済ます道を選ぶ。4気筒エンジンはマイナーチェンジ程度でキャリーオーバーされ、ただし角型ヘッドライトとプラスティックのグリルで明確な差別化が図られた。
ラーダ名義で生産された2105は、世界各国へ輸出された。カナダではホワイトウォール・タイヤを装着し、英国ではリーヴァの名が与えられた。1400万台という生産台数は、今でも世界屈指の多さを誇る。