長寿車ランキング 世代交代なしに10年以上続いたモデルとは 前編
公開 : 2018.02.06 19:15 更新 : 2018.02.06 20:08
フィアット・ウーノ:33年(1980〜2013年)
欧州では1995年に販売を終了し、記憶の中のクルマとなりつつあるが、ブラジルでは4年ほど前まで生産され、市場ではいまだ現役モデルだ。このブラジル仕様、後年には2000年代初期のトレンドに則ったデザインのアップデートを受け、2010年に2代目が導入された際には車名がミッレと改められた。ただし、メカニズムの改良は微々たるものだ。
フィアットが現地生産の終了を決定したのは、ブラジル政府が2014年元日以降製造される新車にフロントエアバッグとABSの装備を義務化したためだ。最後を飾ったのは、グラッチェ・ミーレと名付けられた限定モデルだった。