ボルボが生んだ、ステーションワゴンの傑作たち 前半 創成期から245(240)まで
公開 : 2018.05.04 06:10 更新 : 2020.12.08 10:34
ワゴンのオリジナル(1952年)
PV445の販売数は1950年初頭に徐々に減少をはじめる。しかしその理由が、PV445のオーナーが想定よりも長い期間所有しているという、寿命の長さに起因すると楽観的に捉えたボルボ。理由はともかく、販売数の減少に伴い、売れ残りの1500台が工場屋外に野ざらしとなってしまう。ボルボの創業者のひとりであり、当時の社長だったアッサール・ガブリエルソンはその光景に失望し、PV445を社内設計/製造でワゴンにしてはどうか、と指示を出す。