ボルボが生んだ、ステーションワゴンの傑作たち 前半 創成期から245(240)まで

公開 : 2018.05.04 06:10  更新 : 2020.12.08 10:34


PV445の終了(1969年)

1960年代になると、新しいモデルに注目が集まってはいたが、オリジナルのワゴンにも手が加えられていた。PV445はワンピースのようなフロントガラスに、より大排気量のエンジンを搭載するなどの改良が加えられた。

その当時のボルボはPV445とアマゾン、145を同時に製造していたが、スウェーデン政府が示した新しい安全基準に合致しないことが判明し、PV445の製造は1969年に終了する。長いモデルライフの中で、延べ9万7298台が製造された。最後にラインオフした1台はボルボのミュージアムに納められ、今も目にすることができる。写真は初期型。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事