台風に負けるな! 熱海ヒストリカG.P.2019 愛好家秘蔵の名車が熱海に集い、走る

公開 : 2019.11.13 05:50  更新 : 2021.03.05 21:43

日曜はヒルクライム

そしてカーショーから一夜明けた20日の早朝、ホテルニューアカオが所有する「アカオハーブ&ローズガーデン」の私有道を使用してのヒルクライム競技「レッドテイル・ヒルクライム・チャレンジャーズ・カップ」が行われた。

この競技ではエントラントは2回ヒルクライム走行を行い、2本のタイム差の少なさ、すなわちいかに正確な走りができるかを競う。

翌20日の早朝には「アカオハーブ&ローズガーデン」の私有道を使用してのヒルクライム競技「レッドテイル・ヒルクライム・チャレンジャーズ・カップ」が行われた。
翌20日の早朝には「アカオハーブ&ローズガーデン」の私有道を使用してのヒルクライム競技「レッドテイル・ヒルクライム・チャレンジャーズ・カップ」が行われた。

その際、車両のメーターや時計は隠された状態になっているので、ドライバーはエンジン音と体感スピード、そしてクルマの挙動のみを頼りにタイムを揃えてゆくのだ。なお、こちらもタイム差1秒以内に収めてくる選手続出で、トップはわずか0.15秒の好成績をマークした。

最終的なリザルトはスラロームとヒルクライムのタイムを合計したもので決定される。今回の総合優勝はスラロームでのタイムをヒルクライムで挽回、逆転勝利を掴んだ1990年ユーノス・ロードスターの藤間貴彦選手に輝いた。

ちなみに同選手は初出場かつ最年少ということで、これからの活躍にも期待したい。

こうして2日間のアツい熱海の日々が終わった。来年の開催に関しては「ACJ是枝会長の体調次第」という冗談も飛び出たが、ぜひともお身体を大切にされ、9回、10回とより進化した「熱海ヒストリカG.P.」を見せて欲しい。なんといっても「G.P.」とは「ガンバレ、パパ」の略でもあるのだから。

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