MG 4 EV 詳細データテスト 安価ながら高い完成度 後輪駆動の楽しさあり 快適性にも進歩あり
公開 : 2023.04.15 20:25 更新 : 2023.05.06 07:52
使い勝手 ★★★★★★☆☆☆☆
インフォテインメント
MGのマルチメディアシステムは、かなりベーシックなタッチ画面式インターフェイスを用いる。とくにほめるところはないが、使い方を見極めるのは簡単だ。
画面の反応はまずまず早いが、かなり強く突かないといけない。また、ボタンや文字には小さめのものもある。ホーム復帰と音量調整は実体ボタン。ショートカットのヴァーチャルボタンの列も配置されるが、エアコンパネルともども、スマートフォンをミラーリングすると消えてしまうのは腹立たしいところだ。
Apple CarPlayもAndroid Autoも有線接続式で、前席にはタイプAとタイプC、後席にはタイプAのUSBポートが設置されている。
テスト車はSEグレードで、ナビゲーションが標準装備されるのは、さらに上位機種のトロフィーグレード。別の機会にそれを試してみたが、わざわざ追い金して手に入れる価値のあるものではなかった。案内はまずまずわかりやすく、使いやすいが、渋滞情報はGoogleマップにかなわない。
燈火類
LEDヘッドライトは標準装備で、そこそこ光が強く、自動ハイビームの信頼性も高い。トロフィー仕様ではアップグレード版となるが、マトリックスLEDの設定はない。
ステアリングとペダル
ドライビングポジションは、やや左へオフセット。これはホイールアーチの張り出しによるものだ。フットレストが必要以上にワイドなこともあり、ロングドライブで脚を伸ばす余地はない。