2種のSUV専用設計タイヤ「アレンザ」 LX100と001の絶妙な棲み分け 愛車の乗り味をワンランクアップ
公開 : 2023.05.16 11:00
走り味をサポートする001
もはや、セダンに変わるクルマの基本形といっても良いほどポピュラーになったSUV。それに伴い、より乗用車ライクな快適性が求められ、必然的に足元にもオンロード用タイヤが装着されるようになった。
そんなニーズに応えるべく登場した、ブリヂストンのSUV専用設計タイヤ「アレンザ」。アレンザブランドの中でも001は、よりスポーツ性が高められている。
アルファ・ロメオ・ステルヴィオに装着し、街中や首都高速走ってみた。まず、ステアリングを介して、路面をガッシリ掴んでいるような手応えが伝わってくる。SUVらしい逞しさ、頼もしさを感じる。それでいて、路面の継ぎ目やアンジュレーションはスマートにいなし、上質な滑らかさも印象的だ。
そんなSUVで求められるスポーツ性を発揮させるには、車体を下支えするタイヤの性能がポイントとなってくる。
そこで運動性能に特化して開発されたアレンザ001であれば、そういったSUVのスポーツ性に対し、十分に対応できている。
走り味をサポートする001
試乗日は、絶好のドライブ日和で快適だったが、ウエット性能も気になるところ。でも、タイヤの「顔」を見れば一目瞭然。
スッキリとした凛々しいトレッドパターンには、4本もストレートグルーブがあり、排水性の高さを物語っている。構造やコンパウンドの小難しいテクノロジーを知らなくても、これだけでも十分に安心感が得られる。
実際のところ、ブリヂストンのシミュレート&計測技術「ULTIMAT EYE®(アルティメット・アイ)」により、高いウエット性能を実現しているという。
さらに、燃料代や物価が高騰している昨今、ユーザーは「燃費」にも厳しい。その点も、従来品(DUELER H/L 850)に比べてライフ性能を落とすことなく転がり抵抗を19%低減※し、軽快な走りに留まらず燃費性能も向上している。
「オシャレは足元から」というが、クルマも同じ。足元のタイヤに気を使っている人は、安全・快適にカーライフを楽しんでいることが窺える。
「アレンザ001」は、SUVの運動性能を重視し開発されただけに、スポーツ性、つまりはクルマを自らコントロールする愉しさが加わっている。
スポーツ志向のSUVオーナーは、是非、味わってみていただきたい。
※詳しくはカタログ/HPをご覧ください。